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zoom RSS 豊かさの実感

<<   作成日時 : 2012/04/29 15:46   >>

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 ネットをあさっていたら面白い論文に行き当たったので概要を紹介しよう。

 「豊かさの実感」という意味では、「複利効果」が大きな意味をもつ、良く知られるように経済が7%で成長すると、10年で倍になる。

 1960年代の日本のように実質GDPが10%で成長すると4年で所得が倍になる、これを日本の高層建築物の歴史に照らし合わせてみると、東京オリンピックが行われた1964年、一番背が高かったビルは、ホテルニューオータニ本館の73メートルでした。それを抜いたのは1968年にできた36階建ての霞が関ビルディングで156メートルです。
 
 まさに4年で2倍のたかさになりました。

 日本経済の高度成長期は1960年代で終了し、1970年代以降は安定成長期に向かう、1970年代の平均成長率は5.0%、1980年代は3.8%です。

 5%成長だと倍になるのに14年かかり4%成長なら18年です。だいたい、こどもが生まれて中学や高校を卒業する時間で世の中は倍の大きさになるということになる。
 これくらいなら、まだ成長を実感できるかもしれません。ちなみに現在の高層建築物は1993年に完成した横浜ランドマークタワーで296メートルです。霞ヶ関ビルから25年でたかさは1.9倍になりました、おおむね安定成長に見合った格好でビルも高くなった格好です。
 その2年前の1991年には、高さ243メートルの東京都庁も完成している。

 この頃がバブル経済のピークで、その後日本の経済成長は大きく低下する。1990年代の成長率は1,4%、2000年代は0.6%に落ち込み、1.4%成長だと倍になるのに49年かかり0.6%だと112年が必要になり、後者の場合、普通のひとが生きている間に所得が倍になることはないということになる。むろん変化を実感することもない。

 因みに、いまも1993年にできた横浜ランドマークタワーは高さ日本一のままで、らいげつ開業する東京スカイツリーは高さ634メートル。
 1958年に完成した東京タワーが333メートルなので54年で高さが1,9倍になったことになり、50年で倍というのは成長率1,5%の世界で、いまの日本に相応しい成長率かもしれない。

 むろん、経済成長率と建築物の高さに相関があるわけではないが面白い符合である。

 1990年代以降に世に出た人々は「豊かさの実感」なしに一生を終えることに成りかねない。・・・jisei実感
 

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