風を読み誤る

 松江市教育委員会、「はだしのゲン」、閲覧OK。

 一人の右翼の市議会に対する請願に対して市議会は不採択にしたにもかかわらず、市教育委員会は忖度して、市内の小中学校長に対して2度も「自由に閲覧できないようにすることが望ましい」と要望を出した。

 要望を受けた校長サイドはこれをお上の命令と受け取りいっせいにに図書室から、今まで開架でおいてあった「はだしのゲン」を奥に引っ込めて閉架した。

 これは2012年12月のことである、今年8月になってこの事実が明るみに出るに及んで校長の中にはどうしたものか悩んだものもいるやに聞いているが声を出して異を唱えるものはいなかった。

 教育委員会もここまで話が全国区になうとは想像できなかった、子供のためによきことをしたと思っていた、完全に風を読み誤った。

 そもそも教育委員会なるもの、各県、市、町、村に組織されその地方の学校教育、社会教育を指導する立場であるがそのメンバーは、教育委員会は5~6名で構成され、首長が選任し議会が承認して任命される。

 互選で教育委員長と教育長が選任され教育委員長は非常勤、教育長は事務方のトップとしてその行政単位の教育行政を牛耳る。

 教育委員会は大体月に1回程度開かれるが教育長の提出した議題を承認するだけ、教育長の下にいる事務局はプロパーを除いて多くは現役の教師のエリートが2~3年出向してくる、出向した教師は一応エリートコースに乗るわけであるから余計な改革的なことはしない、教育委員会帰りとしてひたすら校長への階段を上る。

 今回も事務方のメンバーは市議会に請願があってから初めて「はだしのゲン」を全巻読んだという、それまでこういう本が学校の図書室におかれていることも知らなかったのであろう。

 教育委員には校長OBが選任されることが多い、故人曰く「先生といわれるほどの馬鹿でなし」。

 

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この記事へのコメント

2013年08月27日 17:46
松江市の教育委員会、教育長はたっぷり恥を掻きましたね。
地方ということで、保守的な風習のようなものに支配されているところ、国政選挙になると言わず語らずで皆さん自民党に投票する・・・野党に入れた人は村8分にされる・・・。
「風土」というのは、時代の変化から取り残されていくのでしょうか。
こういうところが自民党の票田になってしまうのは悔しいです。
小泉八雲が暮らした、穏やかな風土が漂う街だと思いますがね。
2013年08月28日 02:54
本当に、大恥を掻きましたよね
教育行政の地方分権
これを考えると、政治の地方分権の怖さも感じる。
教育委員会と首長の関係を考えても、廃止してもいいかな
今回の件は、これから戦後生まれの教育委員会となる怖さを感じましたね。
2013年08月28日 15:15
 あきさんコメントありがとうございます。
 今回の騒ぎ、外国特に韓国、中国でどのようにとらえるか、今のところ論評は出ていませんが。
 もし無視してくれるとしたら彼らも多少大人になったのかな。
2013年08月28日 15:20
 もうヘトヘトさんコメントありがとうございます。
 晩節を汚したくない一心でやってきた教育委員会も風を読み誤った。
 今回の騒動で名前の売れた松江市、その経済効果は・・・。
2013年08月30日 07:21
今の状態を教育行政というならば、よく分からないグループですね。住民の知らない処で、関心を持たない様に知らん振りをして決めていますね。教育長は、役員待遇で常勤で給料も多いですから、なったらやめられないポストです。教育委員は名誉職みたいで、本気で行政の事を考えない。まるで無菌室、だからたまに今回の様な事が降りかかってきたら、変な事を言ってしまうのでしょうか。事勿れ主義の体質です。

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