マスクの規格

 久しぶりに近くのドラッグストアに立ち寄ったら入り口のドアの外に『マスクの販売は致しておりません』とでかでかと表示してあって、なるほど大手のドラグストアのプライドにかけてそこらじゅうで山積みで売っているようないかがわしいマスクは売らないのだなと思いながら中に入るとレジの前に山積みではないがワゴンに何種類かのマスクが売られていた。

 5枚パックで300円から40枚入り箱で1200円、いずれもその性能表示として花粉、ウイルスを99%カットと大きく表示されていた。

 果たしてその根拠となる規格はと表示を最後まで見たがどこにも記載されていなかった。

 いずれも MADE IN CHINA であった、1月ごろjiseiが同じドラッグストアで買った50枚パック600円の物は花粉、ウイルスを99.9%カットと表示してあった。

 99%カットとは0.9%良心的になったのかと感じた。

 マスク、これだけ世界的に話題になる商品でありながら世界的な品質規格がないというのも不思議ではある、業界団体の規格はあるようではあるが権威あるものではないようである。

 ISO,JIS等での品質規格がないというのも不思議な感じがしている、WHOあたりでサージカルマスク、一般向け使い捨てマスク、繰り返し使えるマスクについての品質規格、正しく着用した場合本当にウイルスを何%カットできるものかその国際規格を決めてくれないと消費者は粗悪品を捕まえさせられるか分からない。

 最近はユニクロ、ミズノをはじめ異業種がこぞってマスクの生産に乗り出している、しかしその売りは『暑さを感じさせない』、『涼感素材を使用』等々およそマスクの求める機能とは関係ないキャッチコピーである。

 そもそもユニクロは国内に製造工場を持っていない、MADE IN どこだか分からない、シャープのようにまったくの異形種ではあるが2月に手をあげて工場、ラインまで公開していれば安心ではあるがいまだにネット販売のみで値段も下げてはいない、それはそれで信頼できる。

 今日のネットニュースでは神奈川県が3月に医療用マスクの在庫が底をつき窮余の策で中国から商社を通して緊急輸入したが半分以上が不良品で返品したと出ていた。

 アベノマスクにしても、どうして発注するときに仕様をはっきり明示して注文しなかったのであろうか、不思議である、相手は中国、ベトナム、隙あらばで狙ってくる、ただ『マスク何万枚』で発注したとしか思えない、子供用でもマスクはマスク、枚数が合っていれば受け取らざるを得ない、20回洗って使えるというがあの包装のどこにもそのようなことは書いてなかった。

 どうしてサイズ、機能をちゃんと示して発注しなかったのかいまだに店頭のマスクを見るたびに考えてしまう。