夏は夜

 先週の日曜日、6月21日は夏至で、1年で一番昼が長い日であったがついうっかりやり過ごしてしまった、またこの日は部分日食で東日本では曇りで観ることはできなかったが西日本ではよく観測できたようである。

 夏至の日と日食が重なるのは300年ぶりとか。

 話は変わってこの時期になると思い出すのが、たぶん愚ログでも何度も書いたかもしれないが、清少納言の『枕草子』の一節。

 『夏は夜、月のころはさらなり、やみもなお蛍の多く飛びちがいたる、またただ一つ二つなどほのかにうち光りていくもおかし。雨など降るもおかし。』

 その昔は都でも蛍がたくさん飛んでいたのであろう、蛍はここ10年以上観ていない。

 子供のころには近くの小川で蛍が飛び交い、素手で楽に捕れ蚊帳の中に離して遊んだものである。

 今ではビオトープとか言って丁寧に蛍の餌になる巻き貝を育てないと蛍もやってこないとか、何だか昔がだんだん遠くなる。