全自動PCR検査機

 報道番組で初めて知ったが、全自動PCR検査機というのが日本のベンチャー企業で開発され実用化されているそうな。

 その会社は「プレシジョン・システム・サイエンス」:PSSという会社で東証マザーズに上場されている。

 フランスに輸出されてその実績が認められて、フランス大使館から感謝状をもらったということであるがどういうわけか日本では使われていない。

 フランスの医師が「どうしてこんな素晴らしい機会が日本で使われないのか・・・」と不思議がっていた。

 その性能は従来の手でやる作業では1検体結果が出るまでに6時間かかる、この検査機械では12検体を2時間で検査できる、全自動であるから途中でひとの手を介することなく安全である。

 番組ではなぜ日本では採用されないのか検証していた。

 厚労省の担当者曰く、「どの機械、手法でやるかは地方の考え方である、検査をするのは地方である」とまるで他人ごと。

 ネックはこの機会で検査するには専用の試薬が必要でその試薬の認可が下りていないので保険がきかない、地方が採用したくても採用できない。

 なんだか3すくみな噺であるが、これが日本の行政かで嗤ってはおれない。

 厚労省も薬害に凝りて新薬の認可に慎重なのはわかるがフランスで実績があり感謝状までもらった機械をもっと信用してもいいのではないか、アメリカの製薬会社が開発したCOVID-19に効くというレムデシビルはわずか2週間で認可を出したくせにである。

 日本は検査数が少ないから感染者も少ないと世界中から揶揄されているのに、最新の検査機械を使って迅速に感染者を洗い出して一刻もこの閉塞から脱出してもらいたい。

 毎日夕方、今日の感染者数云々を聞かされるのはたくさんである。