2回の裏

 野球に例えるなら今はまだ2回の裏の攻防である。

 先日、コロナのことについて北海道大学の西浦教授と京都大学の山中伸弥教授が対談されていた。

 西浦博教授は先に解散させられた、政府のコロナ対策の専門家会議のメンバーで結構辛口で政府に注文を付けていて煙たがられていた。

 山中教授は言わずと知れたiPS細胞でノーベル賞を受賞された大先生、山中教授は4月ごろ安倍総理とテレビで対談して、PCR検査の検査数が伸びないことについて、「私の研究所にもPCR検査器が30台ばかりある、検査器が足りないなら提供してもいい」と提言していた、その話が進んだとは聞いていない。

 安倍総理が国会でPCRの検査を20000件/日を目標にしていると宣言して3か月経つが現在の実績は3000件/日だそうな、最近東京の感染者数が4日連続で200件を超えた。

 検査件数が増えたから、夜の街を重点的に検査しているから、聞きようによっては驚くに当たらないとでも言っているように聞こえる。

 テレビにコメンテーターとして出てくるその道の専門家の肩書を持った先生たちも脅しとも、楽観ともどちらにでも取れるようなコメントばかりで、本当に専門的なコメントとは思えない。

 西浦教授の「まだ2回の裏の攻防」説が本当のような気がしてならない、ワクチンができて治験が始まって5回の裏、実用化されて9回の裏であろうか。