夢は枯野をかけめぐる

 昨日の夕方安倍さんの会見を前半はラジオで菜園に水をやりながら、後半はテレビでライブで見聞きしていた、そして思い出したもがこの句、芭蕉が奥の細道で旅の終わり生まれ故郷に近い伊賀上野の旅籠で下痢に苦しみながら詠んだ。

 『旅に病んで夢は枯野をかけめぐる』芭蕉の辞世の句ともいわれている、しかし芭蕉はその後江戸まで戻っているから辞世の句ではあるまい。

 安倍さんも17歳の時から潰瘍性大腸炎という難病に取りつかれ、何でもひどい腹痛と下痢を伴うらしいがその時々の医学の進歩新薬の出現で頑張ってこられた、任期をあと1年残しての辞任は残念であったろう。

 まさに断腸の思い、いや潰瘍性大腸炎の思いは言い過ぎか。

 そうはいっても自民党の規約では総裁の任期は1期3年、2期・6年までまでという規約があったものを安倍さんのために3期までに伸ばしてしまったのがそもそもの始まり。

 4期まで伸ばそうという話もあったようであるがさすがにそれはということで任期はあと1年で来年9月まで。

 いろいろ言われ、たたかれながら自画自賛、都合の悪いことはだんまりすっとぼける、この素養がなければ一国の総理は務まらない。

 しかし後任候補を見た時ドングリの背比べ、やる気があるのかないのか、自民党の中も意外と人材不足。

 jisei的感想からいえばこれで憲法改正が遠退いたかなというところ。