おじぎ

 台風12号、4日も前から来る、来ると世界中のスーパーコンピューターが予報した進路をテレビで流していた。

 日本中がすっぽり入るような予報円、昨日は午後からは雨の予報ということで午前中にすっかりその気になって鉢植えの植木を縛ったり、飛びそうなものを片付けたりの台風養生をして待ち構えた。

 ところが夕方の予報では台風は大きく南にそれ、東に向かった進む予報に代わっていた。

 気象予報士の言うにはこういうのを『お辞儀台風』というと解説していた、去年の台風15号、19号の記憶がまだ残っている、あの時もずいぶん脅かされた、今回は幸い礼儀正しくお辞儀をしてくれたおかげで、雨もしとしと雨、菜園もいいお湿りぐらいで済みそうでほっとしている。

 それでも伊豆諸島は雨風が強いそうだからあまり他人ごとなことは言っておれない、まずはホッとしている。

 余談になるが、今は台風の進路は気象衛星で台風になる前、雲の塊ぐらいから追いかけられてまさに手に取るようにわかる、jiseiが子供のころには米軍のB29なる大型の爆撃機がグアムから飛び立って台風の雲の上から写真を撮って伝送して初めて進路が予測できた。

 進路が確定するのは2日前ぐらいであった、すべて米軍頼みで、おかげで台風の名前もアメリカ的女性の名前がついていた、その後上陸地点、被害地点の地名を付けて呼ぶようになった。

 室戸台風、伊勢湾台風、狩野川台風・・・、現在のように番号で呼ぶようになったのは30年前ぐらいであろうか。