五月蠅い

 五月蠅いと書いてうるさいと読ませる、これも今はやりのクイズ番組風に言うと難読漢字の部類であろう。

 このうるさいという言葉は否定的、肯定的意味の幅が広い、あらためて辞書で確認すると、音がうるさい、不快でたまらない、しつこい、物事に詳しいくて一言居士である等々。

 何年か前時の財務大臣麻生太郎氏が国会で、「あの人はなかなかうるさいひとだ」といって野党は問題発言だといって取り上げようと騒いだがその発言の真意は、その道に詳しく頭のいいひとだ、ということが理解されて問題には成らなかった。

 今日の五月蠅いはどちらかといえば『しつこい』、の部類であろうか、例の尖閣列島近海の日本の領海にしつこくまとわりつく中国の公船、塊茎海警局の船、日本でいうところの海上保安庁の巡視船である。

 その公船が今週尖閣の領海48時間以上へばりついて日本の漁船を追いかけまわし、その間に日本の巡視船が割って入りにらみ合いが続いているという。

 中国の公船は海警局という軍隊とは別の組織のように思えるが2年前組織が変わり実質中国海軍の組織の1部となり、日本の巡視船が下手な動きをすると中国の海軍が出てくる口実を与えかねないややこしい組織になている。

 その公船は数年前は3000トンぐらいであったがここ数年の間に増強されて5000トンクラスになったといわれる対する巡視船は大きいもので3000トンである、日本も去年から6000トンクラスを毎年2隻増強しているが中国はそれを上回る勢いで駆逐艦を白く塗り替えて配備している。

 第8管区海上保安本部の石垣島に6隻が配備され常時2隻がパトロールに出ている、日本全国の各管区からかき集めて対応しているようであるが詳しいことは相手が相手だ気に手のうちわ見せないではっきりしない。

 お互いが領海を主張しあっているが日中国交回復時この問題は棚上げにされお互いに触れないことにした、その後鄧小平がやはり「この問題は後の者が解決のいい知恵を出すであろう」といって当たらず触らず出会った。

 70年代になってこの海域の地下に海底資源があること、日本が正式に領土に組み入れたことから中国が動き出し、今の五月蠅い動きになった。

 中国の狙いはこの問題を国際問題にして、国際世論をひきつけ日本がギブアップするまでやる気のようである、何しろ『百年河清を待つ』国である。

 お互い話し合いで解決できる道はないものかいつも考える。

 日本は『歴史的に見て明らかに日本の領土・領海である』と主張するがその歴史的事実を日本人のどれだけの人が知っているか、jiseiも本当のところは知らない。