尻に火が付く

 水がたまりすぎてお尻に火が点く、相反するような話ですが深刻なはなしです。

 何をあろう、福島は原発の汚染水だたまり続けて貯留タンクの置き場もなくなり、よいよ切羽詰まった、尻に火が点いた。

 当の東電よりも政府のほうが深刻、汚染水といっても放射性物質はトリチウム:3重水素といわれる物質が含まれているらしい、これがどれくらい人体に影響するものかさっぱりわからい。

 10年間も貯め続けてきたということはやはり人体に悪影響があるということであろうがこれを処理するには一番簡便なのは海水で薄めて海に流す、もう一つは蒸発させて気中に放出する、これには蒸発させるために膨大なエネルギーがいる。

 たまりにたまった汚染水を自然に蒸発させるにはどれくらいな期間がかかるか想像できない。

 そこで国が考えているのがやはり海洋放出、これには地元の漁協が猛反対、今せっかく風評被害も落ち着いて漁ができるところまで来たのにまた風評被害が出る。

 政府は今月27日に結論を出す予定であったらしいがあまりに反対が強いのでいったん停止で結論は先送り。

 あちらを立てればこちらが立たず、貯留タンクの余裕はあと2年、海洋放出するにしてもその準備に1年はかかる、水処理でよいよ尻に火が点いた状態である。

 トリチュウムを含む汚染水は稼働中の原発からも海洋放出されているといわれるがそれとこれの量がどう違うのか丁寧に説明して国民、福島の理解を得るしかないように感じている。

 いずれにしても厄介な困った問題である。