在宅起訴

 東京地検・特捜部もコロナに忖度したわけでもなかろうが、吉田元農水相を在宅起訴した。

 「不要不急の外出を控えましょう」に率先垂範、頭が下がります。

 全く絵にかいたような贈収賄事件、農水大臣在職中に大臣室で500万円を養鶏業者から収賄、収賄の総額は1300万円であるが、大臣在職ちゅうにもらったのが500万円、あとの800万円は大臣の前後で、よく無権限がないから起訴の対象外だそうな、そんな馬鹿なではある。

 贈ったほうも業界のためによろしく、貰ったほうも役人に「この件、よきににはからえ」を認めていて逮捕してまで調べる必要もない、まして都合よくこの件が明るみになると心臓発作、ステントを入れて療養中。

 特捜部も人の子、逮捕して拘置所で発作でも起こされては世間から逆に何を言われるか分からない、血も涙もある計らいである。

 贈ったほうも87歳ですべて認めている、逃げる心配はないということで在宅起訴。

 裁判になっても判決は懲役1年6ヵ月、執行猶予3年、芸能人の麻薬事件と同じであろう。

 これほどはっきり白黒着いた政治家の贈収賄事件も珍しい、なんだか拍子抜けする事件、おかげで新聞の1面の扱いも左肩扱い。