言った言わない

 言った言わない聞いていない、記憶にない。

 またぞろ、毎年この時期になると国会で役人が空っとぼけて見せてくれる、それが通っていくから不思議な国ではある。

 例の東北新社と総務省のやり取り、これはどう見ても東北新社に分がありそうではあるが両方とも法律を犯していることには間違いない。

 東北新社がCS4K波を使って放送事業に参入しようと申請書を提出した、この時に放送事業者は資本金のうち外国資本が20%以下でないといけないという法律があるらしい、この時にこのことに気が付かないで申請した。

 受け取った総務省の担当者も気が付かないでハンコウを押して上申し上の課長も最終決裁者である局長も目が不自由な人と同じようにハンコウを押して決済しOKが出た。

 この時点で両者とも、認可の必要条件を満たしているかどうかチェックするマニュアルもなかったというのは信じられない。

 半年ぐらいして東北新社が放送事業を別会社にしようということで再申請する形で別の担当者が申請書をつくる中で外国資本が20.05%になっておりこれはまずいと気が付いた。

 これこれしかじか、総務省に相談に行って経緯を説明して暗黙の了解を得た。

 このことを暴いたのが文春ならぬ国会の予算員会で立憲民主党の小西議員、小西議員は元総務官僚で手の内はご存じ、よくぞ調べ上げたである。

 それからが15日、16日の予算委員会に呼ばれた東北新社が社長がぶちまけた、「20%超は総務省に相談に行った」

 総務省の担当者は、「記憶にない」、「聞いていない」、都合よく頭の悪さと、耳の悪さで逃げ切った。

 しかしこの話はこのままではすみそうにない、総務省はコロナの第4波でこの話がかすむことを願っているに違いない。

 PS : 以上は事実に基づくjisei的フィクションです。