88歳老衰

 田中邦衛さんが亡くなった、その死因が老衰、享年88歳、老衰というにはちと若すぎる。

 テレビに臨時のテロップが流れた、同じ日に亡くなったノーベル賞受賞者は無視された、翌日の新聞の扱いも社会面の上段と下段の扱い。

 ノーベル受賞者はその程度かかと思った、そういうjiseiも今そのノーベル受賞者の名前を思い出せない。

 田中邦衛さんといえば若かりし頃東宝映画『若大将シリーズ』を見逃さず観た、加山雄三の若大将と田中邦衛の青大将とでマドンナの星由里子を取り合って必ず若大将がものにする。

 今から思えばこんなたわいもない映画をよく見たものであはある、半分は星由里子にあこがれて通ったのかもしれない。

 テレビドラマ『北の国から』も欠かさず観た気がする、北海道の風景もさることながら、倉本聰の脚本が優れていた、今のテレビドラマのように毎週人が殺される、どこかの局で警察もの刑事ものが当たれば各局右へならえ、医療物が当たれば各局右へならう。

 警察もの、医療物のタネが尽きると今度は監察医とくる、これだと医者と刑事が同時に扱えるのいいとこどりのつもりであろうが観もしないでこんなことをいってはテレビに失礼は承知。

 田中邦衛さんからとんだ愚痴になった、田中さん乞うご免、ご冥福をお祈りします。