潮目

ここ1週間で何となくはっきりと潮目が変わったなといった雰囲気になってきた。

 あちこちからオリンピック開催か、中止か、どちらとも取れれるような発言が出てきた。

 2月ごろには中止という選択肢はない、何でもかんでも突っ走る雰囲気であった。

 このころは3月中に医療関係者のワクチン接種が進み、4月からは高齢者へのワクチン接種も始まるという漠然とした光明があった。

 しかし実態は現時点で医療関係者への2回目のワクチンは30%程度、高齢者に対しては接種が始まったということは報じられるがどこまで進んだか情報がない。

 当市の場合65歳以上の対象者は4万1000人、今週から始まる接種は950人分で2.3%である、政府は高齢者への接種は6月中に終るといってくれているから気長に待つことにした。

 しかしオリンピック開催か中止かの判断は5月中に行わなければならないという。

 変異ウイルスで第4波の様相、今のワクチンが変異ウイルスに効くのかどうかも定かではない。

 この状況で「中止という選択肢はない」と強気なことはいくら厚顔な政治家でも言っておれない。

 潮目は変わった、暖海流か寒流か、漁業的にはこの境目は豊漁になるのだが、判断は国民がするしかない。