ニッカ、サントリー

 昨日今日、テレビの報道番組は次期自民党総裁に誰が立候補するか、評論家が見てきたようなことをさも真実のように話している。

 派閥の人数合わせ、こことここがくっつけば誰が有利、まぁ当たらぬ競馬の予想よりは面白いか。

 50年前ぐらいになりますか、田中角栄、金丸信といったつわものが自民党を仕切っていた時代、総裁選挙になると札束が乱れ飛んで、2つ、3つの派閥から知らぬ顔で100万円の束:こんにゃくをもらう。

 2つの派閥から金をもらう人をニッカ、3つの派閥から金をもらう人をサントリーといったらしい。

 そうやって総裁の座も金次第、政党の総裁選びには公職選挙法は適用されないから金はやり放題、もらい放題。

 いくら何でもこれでは酷かろうと党内からも声が上がり。諸悪は派閥があるから、派閥をなくそうということになり一時は公には無くなった、しかしやはり何となくつるみたいのは政治家の性、派閥とは言わないで勉強会という形で頭をもたげ、また何となく派閥的なものができた。

 しかし今は国民の目も厳しいから昔のように大ぴらには札束は飛ばないようではあるが、裏ではどんなもんだか。

 それもこれも自民党の総裁選に出るには20人の推薦人がいる、この20人をいつも囲っていくためには何らかの締め付けがいる、勉強会と称して常に締め付けを計る。

 この推薦人制度をなくして誰でも立候補できるようにすればもっとフェアな選挙になりそうな気がする。