気の長い話

 10万年のスパンで考えれば屁みたいな話かもしれないが、それにしても気の長い話ではある。

 核のごみ処理のこと、最終処分場の話が出て最初に手をあげたのは2007年に高知県の東洋町という過疎の町であった、しかし町長の独断であったため住民の反対に遭って話は流れた。

 それから13年たってようやく勇気ある町が出て2番目に手をあげたのが北海道の寿都町とその近くの神恵内いうこれも過疎の町、いずれも人口2000足らずである。

 何とか住民を説き伏せて選定の第1段階の文献調査というのが2年かけて行われる、この調査を引き受けると街に20億円の交付金が出される。

 この文献調査で問題なければ4年かけて概要調査を行う、これで交付金が最大70億円交付される。

 第3段階として精密調査を14年かけて行う。

 各段階で都道府県知事及び市町村長の意見を聞く。

 調査だけで20年かかる、その間に住民の意識が変わりあるいは市町村長の考えが変わり交付金を受け取って、使ってしまってから嫌だというのも考えられる。

 国はそういうことも考えると暗に認めている。

 また振出しに戻る、気の長い話であるが10万年のスパンで考えれば短い期間かもしれない。

 急がず、焦らずゆっくりやって頂戴ではある。