あくび指南

古典落語の噺に『あくび指南』というのがある、寿限無と並んで真打前の若手落語家の口慣らしの定番である、何度か聞いたが流れは大方忘れてしまった。

 2,3日前の新聞のコラムにもjiseiと同じような思いが書かれていてパクリのようで気が引ける、例のコロナ関連で少人数の会食でもマスクをしてものを飲み食いするときだけマスクを外してくださいと政治家先生がテレビで実演していた。

 落語の『あくび指南』も分かり切ったことをいかにも大事そうに教える、あくびなんてどんな場面でも誰がやっても同じようなもの他人に教え教わるものでもなかろう。

 同じようにマスクしたまま食べ物を口にする人もいまい、マスクを外して食べる作法をもっともらしく指南してくれる、ありがたいといえばありがたい。

 フェイスマスクを上げ下げするものは今に始まったことではない、透明ではないがアーク溶接作業では100年も前から使われている。

 政治家はもっと気の利いたことを発信、指南してほしいと思った次第。