ギアをあげる

 昨日、緊急事態宣言を一都三県について2週間の延長の話を受けて東京都知事が、「ここでもう一度ギアをあげてやらなければならない・・・」といっていた。

 『ギアをあげる』、この言葉を聞いてその意味を理解できる人がどれくらいいるのであろうかと考えてしまった。

 我々世代で60年代、70年代に自動車教習所で車の運転免許証を取得した人はその意味を容易に理解できるであろう。

 ギアをあげる、現在のように自動車の発信からトップスピードまで自動的にギア比を変えてくれる、いわゆるオートマチック車が世に出る前には自分でシフトレバーとクラッチペダル、アクセルペダルを操作してギヤ比を変えていた。

 教習所ではこの操作に手間取りそばに乗っている指導員に嫌みを言われながらやったものである、特に坂道発進にはてこずった。

 『ギアをあげる』とはスタート時はLOWシフト→セカンド→サード→TOPとスピードの合わせてクラッチペダルとシフトレバーを連動させてスムーズに加速させる。

 逆にマニュアル車で免許をとったものにとってはオートマチックに初めて乗ったときにはアクセルペダルがないので逆に戸惑った覚えがる。

 現在はマニュアル車はよほど大型車か特殊な車両でしか採用されていない、したがってこれを運転したことのある人も少ないであろう。

 最新のEVではどうなっているのかペダルはいくつあるのか見たこともない。

 ところで今のコロナの状況、一都三県ではLOW、セカンド、サード、トップのどの位置にあるのであろうか、ステージ3からステージ2にもっていきたいといっているから察するにギアをあげて、マニュアル車で言えばセカンドからサードにもっていきたいということであろうか。

 2週間でセカンドといわずにTOPまでもっていけるといいのだが。